きものの日に京都の結婚相談所としてつぶやく
2016年11月15日
京都縁結び倶楽部の細見です。
京都市では本日11/15は”きものの日”、ということで、色々なイベントが行われています。当倶楽部の運営母体、近江屋㈱でも本日は社員全員できもので仕事をしております。
伝統産業であるきもののあらゆる製作工程。
現代の暮しでは、きものを着ていただく機会が減り、需要も減り、伝統で受け継がれてきた職人技の後継者もいなくなり…
京都でも町できもの姿をみるのは、外国からの観光客ばかりになってきました。コスプレ感覚です。
日本の若者もコスプレ感覚でもいいので、もっときものをきてほしい!
でも、値段が高い、ひとりで着れない、畳めない…きもののあらゆることが足かせになっているのも現状です。
私の今回のブログに「落ち」はありません。単なる嘆き、つぶやきです。
自分できものを着れる私も、実は年に数回(3~4回)ぐらいしか着ません。
人のことをとやかく言う資格はありませんね…
きものの会社に勤め、お茶を習っていてもこれぐらいです。
昔の人たちは、この不自由な動きにくいもので、よく生活して来られたんだなぁとつくづく感心します。
ほら、もう、お昼にきものを脱いで、服に着替えて仕事をしてる社員が増えてきました。
私も着付けが上手なわけではありませんが、最近は着付けを頼まれることが多くなってきました。
普通に着付けができた世代が高齢化して、動けなくなり、下の世代は全くきものを着たことがない、あるいは興味のない世代で、着付けのできる人が貴重で、着付けが特殊技能みたいになってきています。
きもの。無くなるということは無いにしても、どんどん減っていくんでしょう。
製作工程の職人さんたち、着付けさん、どれもこれも大切な伝統産業。
京都縁結び倶楽部で皆さまの未婚化を減らし、家庭家族をもっていただくことで、きものを着る行事が増え、着る機会が増えればと考えております。
小さいことからコツコツと!です。